踏切で列車とクルマ衝突、遮断機が用を成さず?

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15日午前、奈良県桜井市内の近鉄大阪線で、軽乗用車が遮断機の下りた踏切に進入。通過してきた下り準急列車と衝突する事故が起きた。クルマは約15m引きずられて大破。運転していた男性が死亡している。

奈良県警・桜井署によると、事故が起きたのは15日の午前11時25分ごろ。桜井市西之宮付近の近鉄大阪線・耳成−大福駅間の踏切で、遮断機が作動した後に軽乗用車が進入。通過しようとしていた下り準急列車(上本町発榛原行き、4両編成)と衝突した。

クルマは約15m引きずられるとともに、線路脇の側溝に落ちて大破。運転していた中年男性は近くの病院に収容されたが、後に死亡していることが確認された。列車の乗客乗員約40人にケガはなかった。

事故当時、遮断機は正常に作動していたが、クルマが突っ込んだためなのか、遮断棹は折れ曲がっていた。この遮断棹が事故以前から破損していたという情報や、クルマは一旦停止した後にゆっくりと踏切内に進入したとの情報もあり、警察ではその真偽も含めて調べを進めている。

《石田真一》

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