自動車部品工業が発表した2007年3月期の連結決算は当期純利益が前年同期比9.2%増の17億8200万円で増益となった。
売上高は同17.0%増の554億3200万円と2ケタの増収となった。海外向けのトラック部品や建設機械向けのエンジン部品の販売が好調だった。
収益面では、原材料高騰による資材費の値上げで収益を圧迫したものの、エンジン部品の売上げ増がこれをカバーし、営業利益は同7.9%増の29億6800万円、経常利益が同13.1%増の30億1200万円となり、大幅増益となった。
2008年3月期の業績見通しは、売上高が同13.3%増の628億円、営業利益が同4.4%増の31億円、経常利益が同4.9%増の31億6000万円、当期純利益が同2.7%増の18億3000万円を見込んでいる。