前方を全く見ていない パトカーが電柱に衝突

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16日未明、京都府宮津市内の府道で、京都府警・宮津署のパトカーが電柱に衝突する事故が起きた。運転していた48歳の巡査部長の前方不注視が事故の主因とみられており、警察では器物損壊容疑で巡査部長から事情を聞いている。

同署によると、事故が起きたのは16日の午前4時20分ごろ。宮津市喜多付近の府道を走行していた同署・地域課のパトカーが丁字路交差点を直進するようにして電柱に衝突した。パトカーは小破。運転していた48歳の巡査部長にケガはなかった。

巡査部長はパトロールを終えて同署に戻る途中。調べによると、サイドブレーキ付近に置いていたメモ帳が助手席側に落ちたため、これを拾おうとした際にハンドルを左方向に切ってしまったようだ。当時パトカーは30km/h程度の速度で走行していたが、メモ帳を拾っている際には前方を全く見ていなかった可能性もあるという。

警察では前方の不注視が事故に発展したと判断。巡査部長から器物損壊などの容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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