マツダは、自動車リサイクル法に基づいて、ASR(自動車シュレッダーダスト)、エアバッグ類、フロン類の3品目について、2006年度(2006年4月-2007年3月)の品目ごとの再資源化実績を公表した。
2006年度はASR引取りが19万6000台、重量で3万4000t、うち2万4000tを再資源化した。ASRの再資源化率は、2005年度の63%より7ポイントアップし70%を達成した。これは車両のリサイクル実効率の約95%に相当する。
さらに、エアバッグ類は、4万7000台、7万8000個を引取り、回収処理または車上作動により再資源化を行なった。エアバッグ類の資源化率は94%と法定基準85%を上回った。
フロン類についても適正に処理を行ったとしている。
特定三品目の再資源化などに要した費用の総額は14億9569万円で、資金管理法人から払渡しを受けた預託金の総額は14億6982万円となるため、全体収支は2587万円の赤字となった。