三菱ふそう、大型路線バスを発売…尿素SCRを搭載

エコカー 燃費

三菱ふそうトラック・バスは、新長期排出ガス規制に適合した大型ノンステップ路線バス『エアロスター-S』を発売開始した。24日に第1号車を納品する。 

新型バスは日産ディーゼル工業から供給を受ける尿素SCRシステムを採用した。尿素SCRシステムは、エンジンの燃焼状態を最適化することでPMの低減を図り、二律背反の関係にあるNOxの低減と低燃費を両立させる技術だ。システムはSCR触媒マフラーと尿素水添加システムで構成され、尿素水から生成したアンモニアの化学反応によって、NOxを無害な窒素と水に分解する。

これによって新長期排出ガス規制よりもさらにPMを10%低減することで、低排出ガス重量車認定制度において認定を取得した(AT車を除く)。

さらに、尿素SCRシステムの採用と、エンジン本体の燃焼効率向上により、燃費を向上し、 2015年度重量車燃費基準を達成した(AT車を除く)。

価格は車型「PKG-AA274KANRN」が2466万4500円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る