大同特殊鋼、工具鋼製品を7月から値上げ

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大同特殊鋼は、工具鋼製品の価格を7月納入分から引き上げると発表した。ニッケル、クロム、鉄スクラップの価格が高騰しており、社内の合理化努力で吸収しきれないため販売価格に転嫁する。

値上げ対象は、需要家および店売りのすべての工具鋼製品。値上げ幅は、製品により、5−12%となる。

同社は2003年から数回にわたり、工具鋼製品の値上げを実施。05年7月には、モリブデン、バナジウム、タングステン、コバルトの4原料に価格スライド制を導入した。

しかし、最近では、これら4原料のほか、ニッケルやクロム、主原料の鉄スクラップ価格が高騰。エネルギーや諸資材も値上がりし、設備合理化、生産効率向上といった合理化努力が追いつかなくなった。

《編集部》

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