【新聞ウォッチ】バイオ燃料、需要拡大巡る論争も過熱

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年5月28日付

●タクシー増車一部制限、国交省が今秋にも 過当競争地域で検討(読売・2面)

●素材メーカー売り込み、化学・繊維部品で車作って、軽く強く燃費も向上(読売・7面)

●アロンソ2勝 モナコF1モナコGP(読売・19面)

●バイオ燃料の需要所拡大、増産生態系に影響(毎日・20面)

●自動車FFV市場、トウモロコシ時給逼迫、茎からバイオ燃料(産経・3面)

●重油の直接給油多発、不正軽油脱税、セルフで灯油も、都、注意喚起へ(産経・29面)

●5月の米新車販売台数 減れば保護主義台頭も(日経・13面)

ひとくちコメント

ガソリンや軽油の代替燃料として環境にやさしいバイオ燃料が世界的に注目を集めているが、きょうの産経は「エタノール原料となるトウモロコシなどの価格が上昇、『燃料』のため『食糧』がしわ寄せを受けている」と報じている。

このため、「英国系の国際石油資本、BPは、食用に適さない茎などの部分からバイオ燃料をつくりやすくする遺伝子組み換え技術を研究する計画」だという。

また、毎日は「環境にやさしいはずだが、大生産国では逆に生態系を破壊している」と、都内で開かれたシンポジウムを基に問題点を指摘するレポートを掲載。

温暖化対策の切り札でもあるバイオ燃料だが、視点を変えれば、多くの課題を抱えていることがこれらの記事で読み取れる。

《福田俊之》

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