天津一汽トヨタ、第3工場で新型カローラを生産開始

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28日、トヨタ自動車と第一汽車集団公司の生産合弁会社天津一汽トヨタ自動車有限会社は、中国天津市経済技術開発区に建設した第3工場で、新型『カローラ』の生産を開始したと発表。

28日に工場の敷地内で行われたラインオフ式には、天津市政府関係者、日本政府関係者、サプライヤー、販売店関係者らのほか、一汽集団の竺延風総経理、トヨタの渡辺捷昭社長など、約630人が出席した。

式典の中でトヨタの渡辺社長は「第3工場は一汽集団とトヨタの合弁事業が着実に実を結び、発展している証だと考えている。また、今回の新型カローラは商品としての魅力も一段とスケールアップし、より多くの中国のお客様からご愛用いただけるものと期待している」と述べた。

第3工場は年間20万台の生産能力を持ち、塗装ラインに水性塗料を採用したほか、溶接工程にはグローバルニューボデーライン(GBL)を採用するなど数々の最新鋭設備を導入、高品質と環境保全の両立を目指した。工場建設の投資額は約36億元で、新規雇用は約1700人。

新型カローラは一汽トヨタ販売有限会社の中国全土の約260店舗で販売する。

トヨタと第一汽車との合弁会社は、第3工場の稼動開始で年間42万台の生産体制が整うことになる。

《レスポンス編集部》

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