『マツダ水素ロータリー』実用性にメリット

エコカー 燃費
『マツダ水素ロータリー』実用性にメリット
『マツダ水素ロータリー』実用性にメリット 全 4 枚 拡大写真
東京臨海都心にある日本科学未来館は、4月7日から5月14日まで、「ランドセル・ミーティング --ミュージアムの入学式へようこそ」というイベントを開催、そのイベントの一環としてアースデイの4月22日に、マツダの水素ロータリーエンジンについての講演「水素エンジン車の未来」を実施した。

講演したのは、マツダ、プログラム開発推進本部の柏木章宏主査。同社の水素エンジン「RENESIS」水素ロータリーエンジンの開発を手がけてきた方だ。講演は、同社の水素エンジン開発の歴史に始まり、同社だけの水素ロータリーエンジンの特徴、今後の展開などについて資料や画像などを用いて解説された。

また、最新の水素ロータリーエンジン車『RX-8ハイドロジェンRE』も展示。実車のエンジン始動しての解説も行われた。

同じ水素を使うクリーンなパワートレインとしては、燃料電池システムがあるわけだが、それと比較した場合、排ガス対策、エネルギー効率で若干の後れを取るのが水素エンジン。しかし、コスト、信頼性、ガソリンとの併用性、要求される水素の純度、(現時点での)価格などの利点は遙かに燃料電池を上回っており、実用性で大いにメリットがあるという。

ちなみに燃料電池車の月額リース料100万円に対し、RX-8ハイドロジェンREは40万円だそうだ。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る