サリーン氏が中国車をプロモート

自動車 ビジネス 企業動向

アメリカの高級カスタムカーとして知られるサリーン。このサリーンの創設者でCEOだったスティーブ・サリーン氏が、突然同社を去った。そして新たにZXオートモービル社に加わった。

サリーン社はこれまでフォードマスタングなどのカスタムカーを製造し、レーストラックで成功を収めて来た。独特のデザインとフォードのエンジンを使った国産スーパーカーも数多く、1台10万ドル以上という価格ながら手作りの高級感もあって22年間にわたり存続して来たメーカーだ。

いっぽうZXは中国のシャムコ自動車の関連会社で、中国製のピックアップトラック、SUVの販売を目指す、アメリカ初の米中共同事業だ。ピックアップ、SUVはUSシャムコ社が販売を担当するが、ZXは中国のヘベイ自動車からスポーツカーなどを輸入、販売の予定だという。

このニュースに対し、『オートモーティブ・ニュース』などでは「今年のアメリカン・ルマン24にヘベイはまだ登録されていない」といったジョークを加えているが、既存のカスタムメーカーとして名を馳せたサリーン氏が、中国製の車をどんなスーパーカーに仕立てるのか、その手腕には注目が集まっている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 第二期「洗車場ブーム」到来?…純水・トンネル型・エンタメ性・AI認証決済など進化する洗車場
  2. 【VW ゴルフTDI 新型試乗】装備とスタイルで取るか、「足」で取るか…中村孝仁
  3. そのニオイ、原因はエバポレーター! 今すぐできる簡単DIY洗浄法とは?~Weeklyメンテナンス~
  4. メルセデスベンツに“ベイビーベイビーGクラス”? EQB後継の『GLB EV』準備中!
  5. 愛犬と乗れる電動原付『PONY2』発売、折りたたんでクルマに搭載も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  2. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  3. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  4. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る