「オートサービスショー2007」が15日から17日にかけて東京・有明の東京ビッグサイトで開催された。同展は日本自動車機械工具協会の主催で、「みんなの願い 環境整備と安全整備」をテーマに、安全性の高い整備機器や地球環境や労働環境を改善する整備機器、車検機器などが展示された。
31回目となる今回は国内外から144社・団体が出展した。その中で人気を博していたのがボッシュのブースだ。そこでは、「ドイツの安全と環境への取り組み」、「カーオーナーへの新しい提案」、「クルマはスキャンツールだけでは治せない」といったデモンストレーションが行われ、ブース内はそれを聞く人であふれかえっていた。
「日本の自動車保有台数は7900万台を突破し、成熟したクルマ社会を迎えた一方で、交通事故、黒煙・NOxなどによる大気汚染、リサイクルや廃棄物処理などの社会問題も多く、これらを解決するために自動車整備の役割はますます大きくなっている」とボッシュ関係者。
また、ブース内には新世代ディーゼルエンジンを搭載したメルセデスベンツ『E320CDI』や横滑り防止装置「ESCシミュレーター」も展示されていた。特にESCシミュレーターは来場者も体験できるとあって、順番待ちの長い列ができていた。