【新聞ウォッチ】“ビンボー生活”の海外駐在員が急増中

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2007年6月19日付

●円安続く3つの理由(1)内外の金利差(2)世界的な株高(3)個人外貨買い(読売・9面)

●笑顔の新人恐れる王者、ハミルトン連続V(読売・20面)

●都心トラック通行規制検討、「東京大気汚染」都が対策案提示(読売・38面)

●けいざい一話:ロシアの古都 外資に沸く、サンクトペテルブルク(朝日・10面)

●自動車用鋼鈑価格5%引き上げ合意、鉄鋼大手とトヨタ(毎日・12面)

●ダウ・ジョーンズ買収、GE、ピアソン協力、ニューズに本格的対抗か(毎日・13面)

●非鉄素材メーカー続々と異分野参入、自動車依存脱却を模索(産経・8面)

●デンソー、中国にエンジン部品工場(産経・10面)

●海外駐在員の生計費、米コンサルタント会社調査、モスクワ2年連続首位、東京は4位に下げる(日経・12面)

●日産がSUV英で2割増産(日経・13面)

●日新製鋼 インドで鋼材合弁(日経・13面)

ひとくちコメント

週明けの東京外国為替市場の円相場は、内外金利差を背景に引き続き円売りが優勢となり、1ドル=123円台半ばと4年半ぶりの円安水準を記録した。きょうの午前9時現在でも1ドル=123円64銭と円安・ドル高が加速している。円は対ユーロでも続落。

きょうの読売は経済面で「円安続く3つの理由」を取り上げている。その背景として(1)内外の金利差、(2)世界的な株高、(3)個人外貨買い---などが要因と分析している。輸出に軸足を置く自動車産業などは大幅な差益が期待できるが、半面大打撃を受けているのが海外駐在員。

米マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングが集計した「海外駐在員生計費調査」の結果をきょうの日経などが報じているが、世界で最も生活費の高い都市は2年連続でモスクワで、2位はロンドンで前年の5位から急上昇、3位がソウル、4位が東京の順だった。

海外駐在員は「4年も経験すれば帰国後に家が建つ」という古き良き時代もあったが、最近の円の独歩安は異国の地で活躍する駐在員の生活不安を募らせている。

《福田俊之》

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