住友金属、継目無ステンレス鋼管を値上げ

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住友金属工業は、国内の継目無ステンレス鋼管について納入先と値上げ交渉すると発表した。主原料のひとつであるニッケル価格が依然高水準で推移しているため。

値上げ交渉するのは、国内のすべてのニッケル系継目無ステンレス鋼管の納入先。6月契約分以降を値上げする意向だ。

値上げ幅は5%で、値上げ価格のレベルは3-5月のニッケル価格(LME平均USドル22.49/lb)に対応した。7月契約以降については、状況を見てから決定する。

昨年春以降の大幅なニッケル価格高騰を受け、同社は昨年6月契約分以降、逐次、コストアップ分の値上げしてきた。ニッケル価格はやや落ち着きを取り戻しつつあるものの、直近4〜5月までのニッケル平均価格はUSドル/lb以上となっており、このままで推移すると継目無ステンレス鋼管の収益悪化が避けられないため、コストアップ分の価格への転嫁が必要となったとしている。

輸出価格については、既に同様の大幅値上げを実施している。

《レスポンス編集部》

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