スピードが速いと腹を立て、タクシー運転手の首を絞める

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茨城県警は6月30日、走行中のタクシー車内で男性運転手の首を絞めるなどの暴行を加えたとして、44歳の陸上自衛官の男を暴行の現行犯で逮捕した。クルマの走行方法を巡って運転手とトラブルになったことが発端とみられている。

茨城県警・土浦署によると、事件が起きたのは6月29日の午後11時40分ごろ。土浦市小岩田東付近の県道を通り掛った人から「タクシーの運転手と客がつかみ合いのトラブルになっているようだ」との110番通報が入った。

これを受けた同署員が現場に急行。66歳の男性タクシー運転手が「客から首を絞められた」と申告。手で絞められたような痕跡も確認できたため、客として乗車していた陸上自衛隊・霞ヶ浦駐屯地に所属する44歳の陸曹長を暴行の現行犯で逮捕した。

男は酒に酔っており、調べに対しては「運転手がスピードを出し過ぎており、危険を感じたので(スピードを)落とせといった。従わないのでトラブルになった」などと供述。トラブルになったことは認めているという。警察では運転手からも事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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