オートバックス「スゴ買い」…住野公一CEO「3本目の柱に」

自動車 ビジネス 企業動向
オートバックス「スゴ買い」…住野公一CEO「3本目の柱に」
オートバックス「スゴ買い」…住野公一CEO「3本目の柱に」 全 6 枚 拡大写真

3日、オートバックスセブンの住野公一CEOは、車両買取システム『スゴ買い』の本格的導入にあたり、「クルマの販売買取事業を、用品販売、車検整備に次ぐ3本目の柱として育てていきたい」とコメントした。

【画像全6枚】

住野CEOは、これまでカー用品市場を牽引していたカーナビゲーションが、新車装着が増えるなどでその成長に限界を感じているのだという。そこで、これまでの用品販売、車検整備にとどまらず、クルマのことなら何でもそろうトータルカーライフサービス業を目指すのだという。

今回導入する「スゴ買い」は、査定担当者に、中古車買取時の車両査定の正確性や買取金額の設定等に関する専門知識や経験がなくても中古車の査定ができるというシステム。

2日間の研修で、誰でも専門化並みの検査品質、検査スピードで査定が可能となる「検査エキスパートシステム」により、新たな人材を抱えることなくシステムの導入ができるという。

査定金額は、本部によって管理される、膨大な取引履歴と人工知能を組み合わせた「プライシングシステム」により価格が提示され、店舗では専門知識や経験が必要とされない。

また、車両の陸送の手配や、煩雑な登録などの業務を本部で一括して処理することにより、コストダウンが図れたという。

このシステムにより、フランチャイズ側の導入リスクや資金など負担を抑えたという。

5月よりテスト導入を開始しており、2008年度中には全国のオートバックスグループ店舗に導入していきたいとのこと。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  4. ポルシェ『カイエン』新型、11月19日世界初公開へ
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る