インターナビ ウェザーに豪雨地点予測情報と地震情報を追加

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
インターナビ ウェザーに豪雨地点予測情報と地震情報を追加
インターナビ ウェザーに豪雨地点予測情報と地震情報を追加 全 11 枚 拡大写真

ホンダは、4日、同社が提供するテレマティクスサービス「インターナビ・プレミアムクラブ」の「インターナビ・ウェザー」に、「豪雨地点予測情報」と「地震情報」を追加、5日よりサービスを開始する。また、地震発生時の「位置情報付き安否連絡サービス」を、本年秋に発売する新型『フィット』から順次展開する。

「豪雨地点予測情報」は、2006年10月よりベータ版サービスとしてモニターユーザーのみに提供されてきたが、今回の発表でインターナビの正式コンテンツとなることが明らかにされた。

仕組みとしては、日本気象協会が自治体に向けて防災用途として提供する1kmメッシュの雷雨予測情報と、インターナビVICSによる交通情報を組み合わせて提供するもので、ルート上で豪雨に遭遇する場合にドライバーへの注意を喚起、安全で最適なルートの選択を支援する。トライアル版では時間雨量50mm以上で情報提供していたが、正式運用版では30mm以上に引き下げられた。「トライアルユーザーからのフィードバックにより、クルマの通行に影響が出る30mm以上の雨量で警告を出すように改めた」(今井武・インターナビ室長)という。

「地震情報」は、同じく日本気象協会の地震情報をもとに、ルート付近に起きた震度5弱以上の地震情報をナビゲーション画面に表示し、警告する。道路の陥没や崩壊などへの注意を促す。

豪雨地点予測と地震情報の提供は、『レジェンド』を除くインターナビ・プレミアムクラブ対応のHDDナビで使用可能となっている。今井室長は「豪雨や地震といった安全にかかわる情報はできるだけ広く対応させるべきと判断した」と述べる。

また、「位置情報付き安否連絡サービス」は、地震発生場所付近を走行している場合、あらかじめ登録されたメールアドレスへ自動で位置情報を送信するというもの。受信者は、インターネットまたは携帯電話サイトの地図画面で送信元の位置が確認できる。さらにドライバーは、ナビ画面の操作で安否情報を送信することもできる。本サービスについては新型フィットに搭載の新型ナビシステムで対応する。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る