BMWのエンジニアリング本部長ネビヨ・マンツェ氏は、今回の展示会は、現在のエネルギー事情から代替エネルギーである水素の未来のビジョンを展示し、子供たちの教育を主目的として開催するものとしている。
東京お台場地区の日本科学未来館にて、『モビリティの現在・未来:水素エネルギー展』が、4日から始まった。主催のBMWジャパンが3日、記者会見を開催した。
展示会場は館の1階にあり、順路はプロローグスペース、メインのZone1から3までで構成。Zone1から3の配置は、水の分子モデルH2Oを題材にしており、Zone1が酸素、そこに水素のZone2と3が斜めにくっついているという具合だ。
●プロローグスペース:エネルギーにまつわる身近な情報を数字で具体的に提示。
●Zone1:『知っている? エネルギー』という題で、現在の主要エネルギーが有限であり、今後の使い方を考える必要があることを訴えている。
●Zone2:『ゆめはひろがる! 水素の世界』という題。水素の将来性と、その知識を得られる内容だ。
●Zone3:『触れて感じよう! 水素テクノロジー』。すでに水素社会は現実化しつつあるという内容で、その象徴としてBMWの水素自動車『Hydrogen7』の展示と解説がなされている。
そして、水素社会の実現を目指すという考えに賛同した人が最後に署名を行えるという形だ。21日からはHydrogen7の試乗も開始されるので、夏休みの研究題材候補として親子で出かけてみてはいかがだろうか。
●開催期間:7月4日(水)−8月19日(日)
●開催時間
10:00−17:00
8月中の土日は10:00−18:00
8月13−17日は10:00−20:00
入館は閉館時間30分前まで
●休館日:毎週火曜日
7月24日−8月14日の火曜日は開館
●入館料
大人:500円
7−18歳:200円
6歳以下:無料
展示会へは追加料金なしで入場可能