ブリヂストン、バス用スタッドレスタイヤを発売 氷上性能と摩耗性能を向上

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ブリヂストンは、バス専用スタッドレスタイヤ『W905』を9月1日から発売すると発表した。発売サイズは、12R22.5と14PR・16PRの2サイズで、価格はオープン価格。

都市間を結ぶ高速バスは運行系統数が拡大し、輸送客数は増加している。これらの高速バスは、長距離運行で夜行便が含まれること、冬季には乾燥路から積雪・凍結路までの幅広い路面を走行することなどが特徴で、タイヤには高い安全性とともに、位置交換(タイヤローテーション)頻度が少なく済み、長い摩耗ライフを実現できる経済性が求められている。

今回発売するW905は、タイヤ接地面のエッジを増やして氷雪路での引っかき効果を高める新パタンとともに、氷結路面上の水膜を除去するトラック・バス用タイヤ専用メガ発泡ゴムを採用して、氷雪上性能の向上を図った。また、ブロックが互いに支え合い、ブロックの倒れこみを抑えるロッキング配列や個々のブロックの角落ちを防ぐドームブロック形状を採用することで、偏摩耗の発生を抑え、摩耗ライフの向上を実現している。

トラック・バス用スタッドレスタイヤ従来品の『W990A』との性能比較では、氷上ブレーキ性能で11%、摩耗ライフで24%の性能向上を達成したとしている。

《レスポンス編集部》

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