出光興産、機能化学品を値上げへ

自動車 社会 行政

出光興産は、7月20日出荷分から機能化学品の価格を値上げすると発表した。

対象商品はαオレフィンやアクリル酸、MEKなどで、値上げ幅は1kg当たり12-25円。

7月に入ってから原油価格は1バレル当たり72ドルを超え、米国のガソリン需要期に向かい、さらなる高値の可能性を含んで推移している。輸入ナフサのスポット価格は、今年5月に過去最高値である1トン当たり731ドルに達し、現在も700ドルを超える高値が続いている。

アジア各国での堅調なナフサ需要、台湾および韓国でのエチレン装置の増設による需要増が高価格を牽引している。

このため、国産ナフサ価格は、7月には1キロリットル当たり6万2000円を超えるレベルになる見込みで、同社としても、急激かつ大幅な原料価格上昇のため、価格改定が不可欠な状況と判断し、値上げを決定したとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る