新日本石油、キュメン製造設備を新設へ 室蘭

自動車 ビジネス 企業動向

新日本石油は、石油精製部門である新日本石油精製の室蘭製油所が石油化学製品キュメン製造設備の建設を着工したと発表した。生産能力は年産17万トンで投資額は約80億円。2008年度に操業する予定だ。

同社グループは、今後、中国を中心に石油化学製品需要が拡大すると見ているアジア市場をにらんで、第3次連結中期経営計画でCRI(石油精製と石油化学の一体化)を推進していく事業戦略を展開している。

今回の新設で製造するキュメンは、室蘭製油所で生産されているプロピレンとベンゼンを原料とする高付加価値石油化学製品で、主にフェノールの原料となり、最終的には自動車用ガラスやCD/DVDなどの製品となる。製油所で原油からキュメンまで一貫製造するのは国内初で、キュメンをアジア市場に向けて供給することで、製油所の付加価値の向上を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  2. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  3. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 歴代タイプRがホットウィールで復活!9月発売の「プレミアムコレクターセット」が熱い、マテル80周年記念セットも登場だPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る