トラックと送迎用マイクロバスが正面衝突、23人重軽傷

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9日午前、熊本県玉名市内の市道を走行中の普通トラックが対向車線側に逸脱し、旅館の所有する送迎用マイクロバスと正面衝突した。双方の車両は前部を中心に大破。3人が重傷、20人が軽傷を負っている。

熊本県警・玉名署によると、事故が起きたのは9日の午前11時5分ごろ。玉名市築地付近の市道を走行していた29歳の男性が運転する普通トラックが対向車線側に逸脱。対向車線を走行してきた旅館所有の送迎用マイクロバスと正面衝突した。

双方の車両は前部が大破。マイクロバスを運転していた69歳の男性は腹部を強打し、ヘリコプターで熊本市内の病院に搬送されたが重体。トラックを運転していた男性と、バスの前部座席に同乗していた男性が骨折などの重傷。バスの乗客20人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に分散して収容されている。

現場は片側1車線で緩やかなカーブ。警察ではトラックの速度超過あるいはハンドル操作の誤りが事故の原因とみており、運転者の回復を待って自動車運転過失傷害容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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