【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】パナソニック CN-HDS965TD 地デジ受信性能に磨きをかけた新Fクラス

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【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】パナソニック CN-HDS965TD 地デジ受信性能に磨きをかけた新Fクラス
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定評の地デジ受信性能がさらにパワーアップ

パナソニックは以前から「From Home to Car」という戦略を採用している。リビングルームで楽しむ上質のエンターテイメントを車中にも…というわけで、昨夏に発売した「ストラーダFクラス」から地上デジタルチューナーを標準装備。クルマの中でも12セグのキレイな映像をワイドVGAモニターで楽しめるようになった。今では他社のハイエンドモデルもチューナー標準が当然となりつつあるが、当時としては画期的なものだった。

そのストラーダFクラス、07モデルでも地上デジタルチューナーの標準装備はもちろん継続。ただし、その中身は4チューナー/4アンテナの新型にグレードアップ。今年2月に単体発売された『TU-DTX300』と同等の性能を有しており、4つのアンテナを使って、走行中にも全方位からの電波をそれぞれのチューナーで受信。このデータはデジタル処理され、最終的には1つの映像データにまとめられる。受信できないチューナーがあっても、それを他のチューナーが受信したデータで補うため、従来の2チューナー/2アンテナのモデルより良好な環境で12セグの番組も視聴できるようになった。

12セグで受信ができない場合には、自動的にワンセグへ切り替えるようになっているが、従来機よりも12セグを受信できるエリアが広くなったという印象を受ける。07年モデルのFクラスでは、さらに独自の復調LSI(誤り訂正をする集積回路)と搭載し、忠実なデータ再現を術現している。「12セグを受信できるエリアの当社従来比は距離にして約1.8倍も向上」というカタログのコメントを身をもって実感できた。

地上デジタルチューナーばかりに目が向いてしまいがちだが、ストラーダFクラスではアナログテレビチューナーの搭載も継続させている。まだまだ地上デジタル放送が受信しにくいエリアというものが存在するが、ストラーダFクラスであればアナログ放送も楽しめる。2011年まで安心して使えるという意味では「さすがはパナソニック」といったところか。

◆PEAKSプロセッサー搭載とワイドVGAでより美しい映像を

家庭用デジタルハイビジョンテレビ『ビエラ』にも搭載されている「PEAKSプロセッサー」を採用していることや、映像コンテンツの再生に色味を最適化した高精細な7V型ワイドVGAモニターを採用していることもあって、その画質はとても美しい。電子番組表(EPG)は従来モデルと同様に見やすいものとなっているが、07モデルでは番組表を直接タッチすることによる選局が可能に。直感的に選局ができるようになり、使い勝手は非常によくなった。

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