新潟県中越沖地震 リケン操業再開の見通しは…?

自動車 ビジネス 企業動向

新潟県中越沖地震で、操業が停止したリケンは、生産ラインごとに稼動可能なところから順次、生産を再開すると発表した。

同社では、自動車メーカーをはじめとする取引先から要員派遣による支援や設備メーカーからの応援で生産復旧活動に取り組んでいる。現時点では工場内の後片付けはほぼ終了し、近く設備の再設置を完了する予定。今後、機械設備の精度点検、試運転と品質の確認を経て、本格的に生産活動を再開する予定。

ただ、電力は一部を除いて復旧したものの、水道・ガスは復旧していないため、操業再開まで時間がかかる見通し。今後は生産ラインごとに稼動が可能になり次第、順次生産を再開する。今後、取引先の日産自動車や富士重工業の生産に影響が出るのは必至と見られる。

同社は地震発生の16日は操業していなかったものの、設備のメンテナンスや一部関係会社が操業しており、若干の負傷者が発生した。従業員はほとんどが、家具類の落下や家屋の損傷など、被災した。工場の施設は、倉庫の一部が損傷したほか、設備は横ズレや傾き、転倒が発生、在庫品や仕掛品、金型、治工具、測定機器類が床面に落下した。

今回の災害での同社の被害額や業績に与える影響は現在調査中で、判明してから公表するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る