NECエレクトロニクス、業界最高クラスの低オン抵抗を出荷

自動車 ニューモデル 新型車

NECエレクトロニクスは、パワーデバイス事業で、自動車向けにPチャネルのパワーMOSFET(電界効果型トランジスタ)の小型パッケージ品8品種を製品化し、サンプル出荷を開始すると発表した。

新製品は、リレーやモータなど数10アンペアの電流を扱う制御ユニットへの搭載を目的に、40ボルト耐圧で業界最高クラスの低オン抵抗を実現した「NP50P04」をはじめとする4品種で60ボルト耐圧で従来品と比べ、低オン抵抗の値を最大50%低減した4品種。

新製品を活用することで、ユーザーである自動車メーカーや部品メーカーは、部品の選択肢が広がるのに加え、低オン抵抗により電流が流れる際に発生する熱を低減することが可能となるため、回路設計の負荷削減を実現できる。

新製品のサンプル価格は、耐圧およびオン抵抗の値によって異なるものの、40ボルト、9.6ミリオームの「NP50P04」が1個150円。

量産開始時期は2007年度下期からで、量産規模は月産50万個の予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る