自工会の張会長「地域的な固まりをばらしていくことが必要」

自動車 ビジネス 企業動向
自工会の張会長「地域的な固まりをばらしていくことが必要」
自工会の張会長「地域的な固まりをばらしていくことが必要」 全 1 枚 拡大写真

自動車工業会の張富士夫会長は25日の定例記者会見で、今回の地震に関する今後の対策について、「各社によって対応が違ってくるので一概には言えないが、簡単に答えが出るものではなく、少し時間がかかると思う」と話し、こう続けた。

「トヨタ自動車の場合、いまは生産することに集中しているが、一段落したら、何らかの手を打っていく必要がある。しかし、考えようによっては、弱いところがわかってよかったかもしれない」。そして張会長は、社内に向かって、集中発注している部品リストを出すように指示したことを明らかにした。

しかし、在庫を絞って生産するジャスト・イン・タイムについては、「問題点がすぐに明らかになり、引き締まった経営体質になるなど、大変いいところもたくさんある。今回の地震によって、見直すことは各社ともないのではないか」と強調した。

むしろ、部品調達の地域的な固まり、あるいは会社の固まりをどうばらしていくかということに焦点を当てるべきではないかとの見解を示した。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る