東京池袋のアムラックス東京で22日に実施された、『「グランツーリスモ」山内一典トークライブ』。シリーズの生みの親である山内氏は、10周年を迎えた『グランツーリスモ』の歴史を振り返えった。
まず10年もシリーズを作り続けるのは大変ではないかという質問に、新型車が発売されるので、新作では収録車種のラインナップを変えられるから、そういう意味では楽だそうだ。ちなみにアムラックス東京は、14年前に初代グランツーリスモの企画立ち上げ時に週に複数回も通っていたとのこと。最初に実車収録の許可をもらえたのが、実はトヨタだったそうだ。
成功する確信があったのかという問いに対しては、「もちろんなかったですけど、クルマはもともともバーチャルな要素を持っているものなのでゲームで表現しやすく、その点ではリアルに作れると思っていました」という。さらに、当時はアクセルベタ踏みのゲーム全盛だったので、「コーナーでブレーキを踏ませるゲームでいいのかドキドキした」とも。
そして、ここで初代『グランツーリスモ』を山内氏が実際にプレー。「久しぶりだったけどなんとか走れた」(笑)。