スズキは、インドの四輪車生産販売子会社「マルチ・ウドヨグ・リミテッド」社の社名を「マルチ・スズキ・インディア・リミテッド」社に変更すると発表した。9月6日に開催される同社の株主総会での承認を諮る。
社名の変更は、1983年からインド国内で生産・販売を開始した同社製自動車が、Maruti Suzuki (マルチ・スズキ)ブランドとして広くインド市場に浸透しているため、製品のブランド名と会社名の統一を図る。
マルチ・スズキ社では、成長するインドの自動車市場で生産能力の拡大を図るため、2006年10月からマネサール新工場での生産を開始しており、2009年度には生産能力を96万台に拡大するとともに、今後新機種をタイムリーに投入、欧州などへの輸出も増やしていく計画だ。