【トヨタ イスト 新型発表】渡辺社長、今年の国内計画の旗は降ろさず
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トヨタの今年上半期(1−6月)の国内新車登録は、前年同期比9.9%減の約82万6000台にとどまっている。全体需要の落ち込みは「当初の想定以上」(渡辺社長)で、折り返し点ではトヨタの実績も通年計画の半分に届いていない。
7月以降からは、前年同月実績を上回る販売を目指すキャンペーン「J100」を系列ディーラーとともに始めたが、新潟県中越沖地震の影響もあって、7月のプラス転換は厳しくなっている。イストの販売店展示会も、生産停止の影響で商品が充分に間に合わず、8月4−5日の当初予定を25−26日に延期した。
ただ、渡辺社長は『プレミオ/アリオン』『ヴォクシー/ノア』といった新型車の出足が好調なことから「後半は新モデルで市場を活性化させ、昨年のレベルを超えていきたい」と強調した。
《池原照雄》