新日鉄エンジニアリング、アスベスト無公害化試験

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新日鉄エンジニアリングの環境ソリューション事業部は、環境省の研究補助事業として、実稼動中のシャフト炉式ガス化溶融施設でのアスベスト無害化処理試験を実施すると発表した。

同社は、2006年1月に環境省の委託で、非飛散性アスベスト廃棄物無害化処理試験を1日当たり20トン規模で試験設備を使って実施している。実験では、シャフト炉式ガス化溶融炉特有の二重シール受入と高温溶融処理がアスベストの無害化に有効で、周辺環境にも影響を与えない安全な処理方式であることを実証している。

これまでの結果に基づいて、今回の試験では、北九州エコエナジーの産業廃棄物処理施設を使って実稼動施設での検証を行う。

アスベスト処理の社会的ニーズは高まっており、環境省の認定設備制度などの整備も進んでいる。今回の実験結果などを踏まえこの新技術の実用化に取組み、社会問題解決に貢献していくとしている。

《レスポンス編集部》

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