新潟県中越沖地震 トヨタの減産は6万台…年内に挽回

自動車 ビジネス 企業動向
新潟県中越沖地震 トヨタの減産は6万台…年内に挽回
新潟県中越沖地震 トヨタの減産は6万台…年内に挽回 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は30日、東京で行った新型『イスト』発表記者会見で、新潟県中越沖地震による生産停止の影響が約6万台となったことを明らかにするとともに、この減産分は「年内にリカバリーする」との見通しを示した。

中越沖地震ではピストンリングメーカーのリケンが被災したため、自動車業界全体に生産停止が広がり、トヨタも一時、系列車体メーカーを含む全工場での生産を見送った。

すでにリケンからの部品供給は「平常に戻った」(渡辺社長)とし、秋以降に6万台の穴埋めをする。人事担当の木下光男副社長によると、「6万台は2シフトで4日分の生産に相当する」規模。

9月以降のおもに土曜日の休日出勤を従業員に要請する方針であり、労組との調整にも入ったという。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る