漫然と右折、路面電車に追突される

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7月28日午後、長崎県長崎市内の国道202号で、右折しようとしていた乗用車に対し、後ろから走ってきた長崎電気軌道の路面電車が追突する事故が起きた。警察ではクルマを運転していた60歳の男性が漫然と右折したことが事故原因とみている。

長崎県警・長崎署によると、事故が起きたのは7月28日の午後3時10分ごろ。長崎市五島町付近の国道202号で、交差点を右折しようとしていた乗用車に対し、後ろから走ってきた路面電車が追突した。

クルマは約10m押しだされて中破。運転していた60歳の男性は胸部などを打撲する軽傷を負い、近くの病院に収容されている。路面電車には乗客乗員約20人が乗っていたが、ケガはなかった。

現場の通行優先権は路面電車側にあるが、クルマは列車が接近してきたことに気づかず、軌道敷内で右折待ちを行おうとしていたとみられる。警察では過失往来危険容疑でクルマを運転していた男性から事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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