【GT5 山内一典インタビュー】ライバルと差、10年目の底上げ

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【GT5 山内一典インタビュー】ライバルと差、10年目の底上げ
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レースゲーム『グランツーリスモ』シリーズのプロデューサーである山内一典氏にインタビュー(後編)。「グランツーリスモ5プロローグ」はこの秋に発売予定だ。山内氏は品質に自信をのぞかせる。

【画像全3枚】

−−他社のレースゲームについての質問です。Xbox 360用ですが、『Forza Motorsport 2』や『PGR 3--プロジェクト ゴッサム レーシング 3--』など、ライバルと目されるレースゲームが発売されています。ご自身としては、意識はされていますか?

山内氏:あまり、ライバルという意識を持ったことはないですね。どの車種が入っている、入っていないといったスペック的な差異はありますが、トータル的なクォリティで見た場合、グランツーリスモ5(プロローグ)との差は明らかだと思います。

−−やはり王者的な余裕があります。

山内氏:いやいや、そんな(笑)。

−−最後に、読者に一言お願いします。

山内氏:僕らは今回、レースゲームの基本要素の底上げをしようとしています。奇をてらったものではなく、新しい時代のレースゲームのスタンダードを作ろうということです。それが同時に16台走れることであったり、緻密に作られた車であったり(現在は1台を完成させるのに半年かかり、コスト的には初代の約180倍)、レース中のライバル車のAIの完成度の高さであったり。

ちょうど10年前に僕らが初代を出して、レースゲームのスタンダードを作りましたけど、10年目ですので、今度また新しいスタンダードを作ろうと思っています。楽しみにしていて下さい。

−−本日はお忙しい中、ありがとうございました。

(7月22日、アムラックス東京にて)

《デイビー日高》

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