【トヨタ イスト 新型発表】ちょっと“ワイドな”コンパクトカー

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ イスト 新型発表】ちょっと“ワイドな”コンパクトカー
【トヨタ イスト 新型発表】ちょっと“ワイドな”コンパクトカー 全 4 枚 拡大写真

「実はこのクルマの企画がスタートしたときは、『イスト』の後継車種というより、コンパクトカーのなかで新しいポジションを築きたいという別の企画が発端でした」と、新型イストのエクステリア、インテリアデザインを取りまとめたトヨタデザイン部グループ長の小瀬木規郎さん。

【画像全4枚】

今回の新型イストの開発テーマは「New Style, New Position」。デザイン開発は本社のほか、トヨタのヨーロッパスタジオ、東京スタジオが加わり、技術開発にはダイハツ工業も参加。

トピックスは、一回り大きくなったボディ。全長は+75mmで3930mmになった。これにより、前後席間距離が+30mm拡大。ラゲージスペース距離も+50mm(いずれも従来型比)拡大している。全幅は+30mm(従来型比)で1725mm、全高はほぼ変わらず、1525mmとなっている。これは、「同クラス車より1つ上の存在のクルマに見せたいというデザインサイドの要望が通ったかたちで実現」。と、グループ長の小瀬木規郎さん。

いまや、コンパクトカーが乗用車市場の3割を占めるようになった。都市部等では、コンパクトカーをジャストサイズのクルマとして認識してもらえれば、強い魅力になるはず。既にそう思って輸入車に乗っていた人や、小さくて頼りないと購入をためらっていた男性のユーザー等、新たな顧客を狙いたいという。大きく言えば、30歳代前半の団塊ジュニア層が狙いだという。これに伴い、1.3リットルエンジンを廃止し、1.5リットルのほか、1.8リットルエンジンを得て、価値を高めている。

価格は165万9000円から199万5000円。価格帯も上がることとなった。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  3. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
  4. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る