BMWグループ7月販売実績…BMWとMINIがともに好調

自動車 ビジネス 企業動向

BMWグループは、7月のBMW、MINI、ロールス・ロイスブランド合計の販売台数が前年同月比20.0%増の12万3千17台と大幅な伸びとなった。欧州、北米、アジアでの成長率が、それぞれ同20%増となった。

国別では、中国とロシアが特に急成長している。中国市場の7月の販売台数は、同56.6%増の4141台で、ロシア市場が同50.8%増の1315台だった。

BMWブランドの7月の販売台数は、同20.2%増の10万4096台だった。

モデル別では、ニュー『X5』が9366台と好調に伸びたほか、新たに3ドアバージョンが追加されたニュー『1シリーズ』も順調だった。クーペとカブリオレを刷新したニュー『3シリーズ』の販売台数も4万4833台だった

また、MINIの7月の販売台数も大幅に増加し、同19.1%増の1万8838台だった。

BMW AG販売及びマーケティング担当のミヒャエル・ガナル取締役は「CO2排出の削減に対する取り組みで、我々が他社を大きくリードしているという事実こそ、我々が市場で成功を収めている決定的な理由の1つであることは疑いようがありません。今年の秋までにBMWグループが販売を開始するニューモデルの約40%では、1km当たりのCO2排出量が140gを下回る」と述べ、燃費性能の良さが高い販売実績に結びついているとアピールする。

ロールスロイスは、新しいオープントップタイプの『ファントム・ドロップヘッド・クーペ』を7月に販売開始し、すでに31台を納車した。

ロールスロイスブランドの7月の販売台数は、同62.7%増の83台だった。

BMWモーターサイクル部門の7月の販売台数は、同1.2%減の8921台にとどまった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る