信号無視と当て逃げを起こした警官を逮捕

自動車 社会 社会

兵庫県警は20日、乗用車で走行中に信号無視を行ったとしてパトカーの追跡を受けていた際、原付バイクに接触する事故を起こしたまま逃走していた須磨署所属の59歳巡査長を道路交通法違反容疑で逮捕した。病気療養を理由に休暇中だったという。

兵庫県警・神戸西署によると、事件が起きたのは20日の午前10時50分ごろ。神戸市西区池上4丁目付近の市道でパトロールを行っていた同署員が、交差点で信号無視をした乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視したことから追跡を開始した。

クルマはそのまま約1km逃走。神戸市西区伊川谷町有瀬付近の県道交差点で信号待ちをしていた原付バイクに接触。さらに逃げ続けた。バイクを運転していた53歳の女性にケガは無かったが、警察では当て逃げ事件として捜査を開始。目撃されていたクルマのナンバープレートを照会した結果、このクルマは須磨署・警務課に所属する59歳の巡査長が所有していることが判明した。

このため、巡査長から任意で事情を聞いたところ、当て逃げの事実を大筋で認めたことから、道交法違反(信号無視、事故不申告)の容疑で逮捕した。巡査長は病気療養を理由として今月10日から休暇を取っており、調べに対しては「警官の身分で違反したことが発覚するのを恐れて逃げた」などと話しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  3. サーキットも通勤路も楽しくなる! スポーツタイヤの“リニアな気持ち良さ”を体感せよ~カスタムHOW TO~
  4. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る