米国ホンダが新型『アコード』の概要を発表した。エンジンは3.5リットルV6と2.4リットル直4の2種類のガソリンエンジンのみで、これまで用意されていたハイブリッドのラインナップは無くなる。
3.5リットルSOHC・i-VTECは歴代アコード最強の268hpを発揮。バリアブル・シリンダー・マネージメント(VCM)を採用し、運転状況によって2−3気筒を休止することで6−4−3気筒とすることで、EPA燃費はセダンで市街地/高速が19/29mpg(8.1/12.3km/リットル)の好燃費をマーク。同時に環境面でもPZEV(パーシャル・ゼロ・エミッション・ヴィークル)に適合する。
トランスミッションは、直4には5速MT、もしくは5速AT、V6には5速ATが組み合わせられ、スポーツモデルのアコードクーペ『EX-L』V6には、6速MTが搭載される。
安全性面でも、バンパー高や大きさの異なる車両との前面衝突時に、キャビンへの衝撃を最小限に抑える「アドバンスド・コンパティビリティ・エンジニアリング(ACE)」ボディ構造を初めて採用。
電子制御スタビリティ・コントロール(VSA)、ABS、サイドカーテンエアバッグ、助手席着座位置検知(OPDS)付きデュアル・チャンバー・フロント・サイドエアバッグ、前席アクティブヘッドレストなどが標準装備される。