【新聞ウォッチ】いすゞ、細井社長「商用車で世界をリード」

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2007年8月29日付

●改造内閣 支持44% 参院選後から12ポイントの上昇 本社緊急調査(読売・1面)

●トヨタと協業強化が柱、いすゞ中期計画、売上高は2兆円目標(朝日・11面)

●乗用車国内生産 7社が前年割れ7月、震災が影響(朝日・11面)

●東京の携帯料金世界3位の高額(東京・3面)

●カローラに特別仕様車、トヨタ(東京・8面)

●F1 浅草で必勝祈願、レッドブル・レーシング 来月19日に「お練り」(東京・23面)

●BRICs 日産・ホンダも低価格車 09年以降、70-100万円で投入(日経・1面)

●マレーシア社と米GMが新会社 GM車を生産販売(日経・9面)

●開発技術者育成、北九州市と提携、マツダ(日経・13面)

ひとくちコメント

いすゞ自動車が2008年度から3か年の新中期経営計画を発表した。きょうの各紙が取り上げているが、2010年度の売上高を2兆円、営業利益を1500億円に引き上げる成長目標を掲げている。

記者会見した細井行社長は「トラックの国内市場は成熟しているが、グローバルの視点で見れば“成長産業”。その中でどういう役割を果たしていくかが課題」と述べ、「商用車とディーゼルエンジンを軸に世界のリーディング・カンパニーを目指す」と強調した。新中期計画では資本提携したトヨタ自動車や傘下の日野自動車との経営統合も含めた協業強化も重要なテーマ。

それにしても、驚いたのは大手町サンケイプラザで行われた記者会見場にはアナリストを含めて300人余りが詰めかけた。トヨタと手を組めば、投資家などの注目度もさらにアップするようだ。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  2. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  3. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  4. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  5. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る