日産自動車は、22日に発売した新型『エクストレイル』の受注が、発売後1週間を経過した8月30日時点で、累計で約5900台に達し、月販目標2000台の3倍に迫る好調な滑り出しとなったと発表した。
エクストレイルは、日本市場に先立って欧州市場に投入され、自動車雑誌などに欧州での試乗記が掲載されたが、その中で紹介されている先進の4WDシステム「オールモード4×4-i」による優れた操縦性や走行安定性に対する高い評価によってこのシステムに期待する声が多いとしている。
また、広く効率的に荷物が積めるラゲッジやユーティリティの高さなどが受け入れられ、好調な受注に結びついているとしている。
受注の内訳では、4WDの比率が9割超となっている。グレード別に見ると、今回新たに追加した2.5リットルエンジン(QR25DE)仕様モデルが約2割、また上級グレードである「20X」、「25X」が合わせて、全体の約7割となっている。
ボディカラーは、スクラッチシールドの付いた「ダイヤモンドブラック」が30.0%で最も人気が高い。次いでダイヤモンドシルバー、宣伝メインカラーで同様にスクラッチシールド付のバーニングレッドの順。
年齢別では、世代に大きな差はなく、幅広い年齢層に受け入れられている。