FIAのリア衝撃テストを無事に通過したスパイカーのBスペックがモンツァのテストに登場(8月29日)。イタリアGPでの実践デビューに向けて、準備を行った。
初日のテストではエイドリアン・スーティルが76周、計400km以上を走破。雨やギアボックストラブルなどもあったが、おおむねテストは大成功。2日目には山本左近がBスペックでスパイカーでの初テストに臨んだ。こちらは午前中、雷雨という悪天候だったが、計415kmを走行。
「雨の量の割にはラップ数をこなすことができた。内容に満足している。コース特性があまりに違うので、AスペックとBスペックの違いを語るのは難しい。イスタンブールは高ダウンフォースでモンツァは低ダウンフォースだからね。でもかなりドライビングしやすくなったという印象を持った。セットアップもいいのがいくつかあったし、来週に向けて順調に準備は整っているよ」と、山本はコメントしている。