トヨタの渡辺社長が社内で訴える3つの言葉

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタの渡辺社長が社内で訴える3つの言葉
トヨタの渡辺社長が社内で訴える3つの言葉 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は31日、都内のホテルで経営説明会を行い、最近社内で言っている3つの言葉を披露した。

「驕れるものは久しからず」
「千丈の堤も蟻の一穴から」
「水も漏らさぬ経営とは何か」

これらがその言葉だが、特に部長層以上に話しているという。渡辺社長は「驕り、傲慢さを戒めていかなければならない」と述べ、「高い目標を持って、それにチャレンジしていく企業集団でなくてはならない」と付け加えた。

トヨタは、今回の経営説明会で2009年に世界販売台数1040万台を目指す計画を明らかにした。文字通り、向かうところ敵なしといった計画だが、敵は外にあるのではなく、内にあるというわけだ。

渡辺社長によれば、トヨタの課題はまだまだたくさんあり、「従来と同じやり方でいいのか。変えることは勇気を持って変え、守るべきはしっかり守っていくということを念頭に置きながら、地域軸、部門軸、プロジェクト軸でマネージメントしていくことが大事である」と強調していた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る