2日未明、岐阜県岐阜市内の国道156号で、交差点を右折しようとしていた軽乗用車に対し、直進してきた乗用車が衝突した。軽乗用車は大破し、乗っていた女性2人が死傷している。警察では乗用車を運転していた男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
岐阜県警・岐阜中署によると、事故が起きたのは2日の午前0時20分ごろ。岐阜市石長町付近の国道156号で、交差点を右折しようとしていた23歳女性の運転する軽乗用車に対し、交差点を直進してきた乗用車が衝突した。
軽乗用車は大破。乗っていた2人は車外に投げ出され、運転していた女性が事故から約6時間後に頭部強打で死亡。同乗していた24歳の女性も骨折や打撲の重傷を負っている。
乗用車を運転していた23歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。自動車運転過失致死傷容疑でも調べを進めている。現場は見通しの良い交差点。調べに対して男は「愛知県江南市内の飲食店でビールを飲んだ」と容疑を認めている。