日産 キャシュカイ 10万台達成…欧州でも人気

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日産 キャシュカイ 10万台達成…欧州でも人気
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英国日産は、4日(現地時間)、クロスオーバーSUV『キャシュカイ』(日本名『デュアリス』)の英国サンダーランド工場における累計生産台数が、10万台を達成したと発表した。

ヨーロッパでキャシュカイは3月に発売されたが、7月末までに6万6000台がデリバリーされた。これは当初予想を大きく上回るハイペース。この需要を満たすために、英国日産ではサンダーランド工場に350万ユーロ(5億5000万円)の投資を行い、生産能力を20%引き上げている。同工場では現在、毎日850台のキャシュカイが生産され、9月4日には累計10万台に達した。

日本国内向けの『デュアリス』は、5月の発売開始以来、累計で約1万台販売しており、この需要に対応するため、2008年初頭より、日産・九州工場でも生産を開始する。年間2万4000台を見込んでいる。

ヨーロッパでは、キャシュカイを購入するユーザーは、平均すると、Cセグメント車やコンパクトSUVを購入する層よりも、年齢が低く、女性が多いという傾向がある。

キャシュカイ購入者の平均年齢は44歳で、これはCセグメントの購入者より3歳、コンパクトSUVよりも6歳年齢が低い。また、キャシュカイ購入者の70%は男性だが、この値は、Cセグメントの購入者より4%、コンパクトSUVより6%低い。また、キャシュカイ購入者の3分の1が36−45歳で、Cセグメントの20%、コンパクトSUVの27%よりも多いという。

スペインでキャシュカイを購入した人のうち90%が、初めて日産車を購入したという。同じ傾向は、イタリア(84%)、イギリス(83%)でも伺える。選択するエンジンの比率は、1.5リットル・ディーゼルが50%、1.6リットル・ガソリンが22%、2.0リットル・ディーゼルが20%と続く。常時四輪駆動が選択された比率は25%だった。

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