マツダは、欧州事業統括会社マツダモーターヨーロッパがポーランドに直営販売統括拠点を開設すると発表した。今後、ポーランドの販売統括拠点の従業員の採用や、販売店の募集活動を開始する。
販売店は、まずワルシャワ、クラクフ、ポズナン、ヴロツワフ、カトヴィツェなどの都市圏に出店する。直営販売統括拠点の営業開始は2008年5月の予定。
マツダモーターヨーロッパのジェームズ・ミュアー社長兼CEO（最高経営責任者）は「ポーランドの経済は回復の一途をたどっており自動車産業も成長している。新しい販売拠点は、欧州での顧客基盤を拡大する」としている。
2008年、マツダはポーランド市場に新型『Mazda2』（日本名『デミオ』）と『Mazda6（同『アテンザ』）を含む最新の商品ラインアップを投入する。
マツダモーターヨーロッパは過去5年間で、欧州の成熟市場に販売統括拠点を積極的に開設しており、これに伴って販売規模が約2倍に拡大している。現在は欧州の19拠点20カ国で直営販売統括拠点を展開しており、欧州での販売台数全体の約9割がこれらの拠点を通じて行われている。
