日産が配布したタンブラーに基準値を超える鉛成分

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日産自動車は、8月に全国の系列販売会社で実施した販売促進キャンペーンの記念品「カラータンブラー」の蓋部分の成分に、国が定める基準値を超える鉛成分が含有されていたことが判明し、販社とともに配った全品を回収すると発表した。

日産によると8月から10月にかけて実施している全国販売促進キャンペーンで、8月分記念品として配ったカラータンブラーの蓋部分の成分に、国が定める基準値100マイクログラムを超える132マイクログラムの鉛成分が含有されていることが判明した。配ったタンブラーは14万2523個で、現時点で不具合が見つかったのは1個だけ。

同社によると、記念品のタンブラーを受け取った顧客から「飲み物を入れて飲んだところ、気分が悪くなった」との連絡があり、同社お客様相談室が該当の記念品を回収して第3者検査機関「財団法人科学技術戦略推進機構・高分子試験評価センター」で成分検査を実施したところ、タンブラーの蓋のポリプロピレン(PP)加工部分に、基準値を超える鉛成分が含有していたことが判明した。

同社では「このたびはお客さまには多大なご心配をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます」としている。

《レスポンス編集部》

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