日産が配布したタンブラーに基準値を超える鉛成分

エコカー 燃費

日産自動車は、8月に全国の系列販売会社で実施した販売促進キャンペーンの記念品「カラータンブラー」の蓋部分の成分に、国が定める基準値を超える鉛成分が含有されていたことが判明し、販社とともに配った全品を回収すると発表した。

日産によると8月から10月にかけて実施している全国販売促進キャンペーンで、8月分記念品として配ったカラータンブラーの蓋部分の成分に、国が定める基準値100マイクログラムを超える132マイクログラムの鉛成分が含有されていることが判明した。配ったタンブラーは14万2523個で、現時点で不具合が見つかったのは1個だけ。

同社によると、記念品のタンブラーを受け取った顧客から「飲み物を入れて飲んだところ、気分が悪くなった」との連絡があり、同社お客様相談室が該当の記念品を回収して第3者検査機関「財団法人科学技術戦略推進機構・高分子試験評価センター」で成分検査を実施したところ、タンブラーの蓋のポリプロピレン(PP)加工部分に、基準値を超える鉛成分が含有していたことが判明した。

同社では「このたびはお客さまには多大なご心配をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます」としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  4. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  5. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る