スウェーデンのボルボ・トラックは、同社の飲酒運転防止装置『アルコロック』を、工場出荷時に搭載したトラックを販売すると発表した。
今月より、スカンジナビア諸国向けに出荷される。当面は左ハンドルのトラックだけだが、注文があれば右ハンドルのトラックにも搭載する。
アルコロックは、セントラルユニットと、使い捨てのマウスピースのついた携帯ユニットからなる。携帯ユニットに、ドライバーが息を吹き込むことで、呼気中のアルコール濃度を測定する。
アルコール濃度が法定の許容範囲を超えていれば、1時間以内はエンジンが始動できなくなる。
アルコロックは、調整(キャリブレーション)を年1回行うだけで使用可能という。