半径1kmで10分間に3件の事故、中国道で4人死傷

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7日未明、山口県山口市内の中国自動車道・山口ジャンクション(JCT)付近でわずか10分の間に3件の衝突事故が連続発生した。この3件の事故には車両11台が関係し、1人が死亡。3人が重軽傷を負っている。警察では事故が起きた経緯について調べを進めている。

山口県警・高速隊によると、事故が発生したのは7日の午前0時20分ごろ。山口市黒川の中国自動車道下り線・山口JCT付近を走行していた67歳男性の運転する普通トラックに対し、別の普通トラックが追突。追突されたトラックは中央分離帯に乗り上げて横転した。

追突してきたトラックには後続の大型トラックなど4台が突っ込み、多重事故に発展。横転したトラックから車外に脱出した男性は上り線側に逃げ出したが、午前0時25分ごろに上り線を走ってきたトラックにはねられて間もなく死亡。男性をはねたトラックは前走するバスなど2台に衝突。上り線側でも多重衝突に発展した。

また、この事故が発生する10分前の午前0時10分ごろ、山口JCTから東に1kmほど進んだ山陽自動車道下り線で軽乗用車の単独横転事故が発生。運転者は車外に脱出したものの、後続のトラックにはねられて重傷を負った。トラックは横転していた軽乗用車にも衝突。軽乗用車は大破炎上している。

半径約1kmで3件の事故が連続発生し、11台が被害を受けるとともに、車外に脱出した運転者2人が後続車などにはねられて死傷する事態となり、警察では当事者から事情を聞くとともに、事故の因果関係についても調べを進めている。

《石田真一》

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