過積載のダンプトラック、信号待ちの車列に突っ込む

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8日午前、静岡県富士市内の県道で、信号待ちの車列に後ろからきた大型ダンプトラックが追突する事故が起きた。追突してきたダンプトラックは横転。乗用車2台が下敷きになるなど、合計14台が関係する多重衝突事故に発展。15人が重軽傷を負っている。

静岡県警・富士署によると、事故が起きたのは8日の午前9時40分ごろ。富士市伝法付近の県道で信号待ちをしていた車列に対し、後ろから走ってきた大型ダンプトラックが追突した。ダンプトラックは追突後に横転。最後部付近に位置していた乗用車2台が下敷きになるなど、合わせて14台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で横転したダンプの下敷きとなった乗用車に乗っていた2人が首や腰の骨を折る重傷。他の13台に乗っていた13人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けた。警察ではダンプトラックを運転していた36歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

現場は片側2車線の直線区間。ダンプトラックは減速しない状態で衝突してきたが、警察の調べに対して男は「ブレーキがまったく効かない状態だった」と供述している。警察では過積載状態で下り坂の多い区間を走行した結果、ブレーキが加熱して効かなくなったものとみて、車両の検証を進めている。

《石田真一》

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