マイクロソフトは12日、20日から始まる東京ゲームショウ（TGS）に先立ち、戦略発表会『Xbox 360 BRIEFING 2007』を開催した。毎年TGSの前に同発表会は催されるのだが、今年は一般ユーザー50名を招待。いつもとは異なる雰囲気で発表会は進んだ。
進行役は、マイクロソフトホーム＆エンターテイメント事業本部長の泉水敬氏。Xbox 360に関する日本の最高責任者である。この秋から年末、さらには08年新春にかけての大作を複数紹介した。『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親である坂口博信氏（現ミストウォーカー代表）などゲストも数名登壇し、坂口氏の最新RPG『ロストオデッセイ』など、現在開発中の作品の実機プレー映像などを披露した。
そしてXbox 360の新作レースゲーム関連は、まずマイクロソフトの『PGR 4 --プロジェクト・ゴッサム・レーシング 4--』。実在する都市を舞台に、新旧の実在するスーパーカーに搭乗できるレースゲームのシリーズ最新作だ。TGSでプレイアブルデモが用意されるとのことである。また、セガの『SEGA RALLY』（仮称）も注目作。スバル『インプレッサ』とミツビシ『ランサーエボリューション』などが、グラベルロードで砂煙を立てて疾走する映像が流された。こちらもTGSのセガブースに出展の予定。
またクルマではないが、好きな人も多いと思われる、現代の数々の戦闘機が活躍するバンダイナムコゲームスの『ACE COMBAT 6 解放への戦火』も注目作だ。敵味方ともに多量の戦闘機が大空中戦を展開するのが本作の魅力で、さらに艦船（海軍）や戦車（陸軍）も多数が登場し、まさに戦場全体を扱ったゲームとなっているのだ。
