シュワちゃん、ティーンの携帯電話禁止にサイン

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カリフォルニア州知事、アーノルド・シュワルツェネッガー氏が13日、18歳未満のティーンドライバーに対し運転中の携帯電話使用を禁じる法案にサインした。法案が施行されるのは08年7月から。

運転中にハンズフリー接続を含む携帯電話、ページャー、ラップトップコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータなどの電子機器を使用すると罰金が科せられることに。また同時に、すべてのドライバーに対し、運転中に携帯を利用するときはハンズフリーのデバイスを使用することも義務づけられる。

シュワ知事は今回の法案について、「ティーンドライバーは一般のドライバーに比べて気をとられやすい。若く、経験不十分でリアクションもスローな彼らを守るためには必要な法案」と語っている。

罰金は初回が20ドル、2度目からは50ドルとなる。カリフォルニア州では16歳から20歳の死亡原因の44%を交通事故が占めており、ティーンドライバーの死亡事故を防ぐのは大きな課題とされてきた。

一方、携帯電話の使用と事故の増加が問題視されている中、一般のドライバーはハンズフリーにすればそれで良いのか、という議論も当然起こって来るはず。運転中の携帯使用を全面的に禁ずる法案が難しいのはなぜなのか、アメリカ社会の不思議な点だ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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