西鉄、バス現在位置情報提供サービスを全エリアに拡大

自動車 テクノロジー ITS

西鉄バスグループは10月から「にしてつバスナビ」(バス現在位置情報提供サービス)の北九州地区でのサービス対象路線を拡大するほか、久留米、大牟田、筑豊、宗像の各地区でも新たにサービス提供を開始し、08年3月までに西鉄グループの路線バス全エリアで同サービスを提供する。

「にしてつバスナビ」は、路線バスの現在位置情報などを提供するサービスで、顧客が携帯電話やパソコンから目的のバスの位置情報をリアルタイムに受け取ることができるもの。現在、福岡地区の全路線や北九州地区の一部、筑豊地区の一部に導入され、1日あたり12万件を超えるアクセスがあるなど、多くの顧客に利用されている。

そこで、順次サービスエリアを拡大することによって、顧客の利便性を高めようというわけだ。西鉄バスグループによれば、高速バス路線も含め、対象路線バス台数は2847台にのぼり、日本最大規模で同サービスを展開する事業者になるとのことだ。

今後も同社はIT技術を活用した新しいバスサービスの充実を図っていく計画である。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  5. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る